7月は24節気では小暑・大暑に当たり、夏本番の時ですね。
「節気」の意味は自然の「氣」の変化の節目と言うことです。自然は陰陽の氣が一年通して常に動きまわりながら変化し、「春夏秋冬」という季節を表現しているのです。
中国の最古の医学本「黄帝内経素問」に「天は上にあって陽となり氣となり、人に五氣を供給する。地は下にあって陰となり味となり、人に五味を供給する。五氣は鼻により吸入され、心肺に貯蔵される。心は顔色を艶やかすることを主り、肺は音声を主るので、顔面の五色は潤ってはっきりし、音声は大きくよく通るようになる。五味は食べ物として口により入り、脾胃に貯蔵される。消化されて、その精微が吸収され、五臓の気が養われる。五臓の気と五味の穀気が相合わせると、津液を生じ、臓腑を潤し、精随を補うことができるようになり、神気も自然に盛んになって来る。」という記載があり、五氣・五味の調和によって、精気を充実させ、五臓の機能を高め、病気に対する抵抗力を強め、健康状態を維持することができるとしています。
食べ物も天地の氣によって育まれていますが、「旬」をいただくと言う事はその「時」の宇宙の「氣」をいただいていると言う事なのです。旬の時は味も良く出盛りになります。
7月に旬の迎える野菜は
苦瓜、とうがん、モロヘイヤ、胡瓜、ズッキーニ、つるむらさき、枝豆、とうもろこしなど。
私たちは本当に自然の「氣」に生かされていますね。同じ夏の旬でも色んな味わいを楽しめますね。ありがたいことです。
夏は一年の中では胃腸が弱りやすく、一番食欲が落ちる時でもありますが、この胃腸の氣を補ってくれるおススメ食材がとうもろこしです。色もエネルギーですが、とうもろこしの黄色は中央(胃腸)の氣を補ってくれます。
薬効としては利水、健脾、和胃効果があるので、胃を労わりながら、湿気も取り除く食材です。夏は湿気も多いのですが、湿気が多いと胃腸お機能にも影響します。
とうもろこしの髭には高い利水効果があります。韓国ではとうもろこし髭茶がペットボトルであります。だしパックにいれて、スープの中に入れて一緒に煮込んでも良いです。
「氣」は目には見えないですが、絶大な力です。みなさん日々「いきいき」と楽しい毎日でありますように!
作者:尹玉
「節気」の意味は自然の「氣」の変化の節目と言うことです。自然は陰陽の氣が一年通して常に動きまわりながら変化し、「春夏秋冬」という季節を表現しているのです。
中国の最古の医学本「黄帝内経素問」に「天は上にあって陽となり氣となり、人に五氣を供給する。地は下にあって陰となり味となり、人に五味を供給する。五氣は鼻により吸入され、心肺に貯蔵される。心は顔色を艶やかすることを主り、肺は音声を主るので、顔面の五色は潤ってはっきりし、音声は大きくよく通るようになる。五味は食べ物として口により入り、脾胃に貯蔵される。消化されて、その精微が吸収され、五臓の気が養われる。五臓の気と五味の穀気が相合わせると、津液を生じ、臓腑を潤し、精随を補うことができるようになり、神気も自然に盛んになって来る。」という記載があり、五氣・五味の調和によって、精気を充実させ、五臓の機能を高め、病気に対する抵抗力を強め、健康状態を維持することができるとしています。
食べ物も天地の氣によって育まれていますが、「旬」をいただくと言う事はその「時」の宇宙の「氣」をいただいていると言う事なのです。旬の時は味も良く出盛りになります。
7月に旬の迎える野菜は
苦瓜、とうがん、モロヘイヤ、胡瓜、ズッキーニ、つるむらさき、枝豆、とうもろこしなど。
私たちは本当に自然の「氣」に生かされていますね。同じ夏の旬でも色んな味わいを楽しめますね。ありがたいことです。
夏は一年の中では胃腸が弱りやすく、一番食欲が落ちる時でもありますが、この胃腸の氣を補ってくれるおススメ食材がとうもろこしです。色もエネルギーですが、とうもろこしの黄色は中央(胃腸)の氣を補ってくれます。
薬効としては利水、健脾、和胃効果があるので、胃を労わりながら、湿気も取り除く食材です。夏は湿気も多いのですが、湿気が多いと胃腸お機能にも影響します。
とうもろこしの髭には高い利水効果があります。韓国ではとうもろこし髭茶がペットボトルであります。だしパックにいれて、スープの中に入れて一緒に煮込んでも良いです。
「氣」は目には見えないですが、絶大な力です。みなさん日々「いきいき」と楽しい毎日でありますように!
作者:尹玉