12月7日~12月21日の間は24節気では「大雪」になります。
大雪 山頂が積雪に覆われ、本格的な冬の到来を感じさせる時節。
ここから冬至までが一番暗い時間が長い時です。
暗い陰の時間が長い時は、人間も活動をなるべく減らし、ゆっくり休養、たっぷり睡眠を
をとることをお勧めします。
外が寒い分、地下が暖かいので、根野菜に自然の氣が充実します。
根野菜と言えば、大根、かぶら、山芋、にんじん、ゴボウ、ジャガイモなど
自然の旬の氣をいただいて、自分の根っ子で、生命力の貯金タンクである腎を補ってあげましょう!
<生活養生>
空気が乾燥しやすいですので、室内の湿度に気を付けましょう。
夜は早めに床につき、朝は明るくなるまで起きずに、たっぷり睡眠をとりましょう。
汗をかくような激しい運動や、体力の消耗はなるべく避けましょう。
心穏やかに過ごすようにしましょう。
暖かい服装で、身体を冷やさないようにしましょう。
<食養生>
潤い効果がある滋陰・補血食材や、身体を温める補陽食材を積極的にとるようにしましょう。旬の根野菜も積極的にとるようにしましょう!
消化力が高まる時季ではありますが、食べ過ぎは胃腸に負担がかかるので気をつけましょう。ピリ辛食材は乾燥を招くのでなるべく控えるようにして、温めすぎにも気をつけましょう。
この時季からは身体を滋養してくれるスープ類を積極的に摂ることをお勧めします。
大雪の頃の旬の食材:蓮根、野沢菜、くわい、にんじん、マッシュルーム
魚:さより、あんこう、とらふぐ、芝海老、ズワイガニ
伊勢海老
身体を温める食材:海老、にら、鶏肉、羊肉、イカ、葱、乾姜、シナモン
潤い効果がある食材:蓮根、山芋、ゆり根、梨、葡萄、リンゴ、松の実、白木耳、蜂蜜
補血効果がある食材::ほうれんそう、小松菜、イカ、黒豆、牛肉
理氣、消化促進食材:大根、白菜、かぶ、きんかん、玉ねぎ、米麹
それでは皆様たっぷり寝て元気を蓄えてくださいね。
作者:尹 玉